モーションディレクタで駆動されたキャラクターは、マウス、キーボードのホットキー、あるいはゲームパッドによる操作が可能です。
マウス & キーボード
マウスとキーボードを使用する場合、以下のようにキャラクターを操作します:
ゲームパッド
iClone で最も楽しくキャラクターを操作できる方法は、ゲームコントローラーです。
カスタムホットキー & トリガーアクション
キャラクターを移動させる以外にも、ホットキーマネージャにホットキーを設定することで、キーボードやゲームパッドを使ってキャラクターが特定のアクションを行うトリガーを登録することができます。
iClone の物理エンジンと組み合わせる
モーションディレクター用の Athletic Run パックを iClone の物理演算と組み合わせることで、サッカーゲームのシミュレーションを作成できます。
ランタイム中の各カメラにホットキーを割り当てるだけで、片手でモーションを操作しながら、もう片方の手でカメラビューを切り替えることができます。ゲームパッドユーザーは、ゲームコントローラー設定を利用すればカメラビュー設定時にジョイスティックのセンサー感度を調整することができます。
9 つのカメラビュー
マクロデータ
モーションディレクターを使用するたびに、選択されたキャラクターの制御シーケンスがレコードされます。イベントデータのサイズは小さく、保存してマクロリプレイを行うことができます。
マクロリプレイ制御
アクターをどこに配置してもマクロリプレイを使用していくつかのマクロセグメントの履歴をつなぎ合わせれば、キーストロークやコントローライベントをシミュレートして、新しい位置と角度から正確にアニメーションさせることができます。
キャラクターのモーションやカメラビューをランタイム中にコントロールする方法を学んだら、モーションディレクターで作成したクリップを iClone のタイムラインに配置して出力できるようにしましょう。ここではタイムラインに記録する方法を 3 つご紹介します:
1. モーションの記録
クリックすることで各キャラクタごとに記録が可能になります
2. マクロデータ記録
タイムラインに直接マクロデータクリップを作成することができます。リプレイシーケンスを記録する必要はありません。
3. カメラ記録
「カメラに記録」チェックボックスをオンにすると、カメラの動きが選択したカメラとそのタイムラインに記録されます。
ご注意:水面と SpeedTree には対応していません。
モーションディレクターは、AI でコントロールされた動作をユーザーが自由に拡張できるように設計されており、以下のような構成になっています。我が社は今後もプロのモーキャップスタジオと連携して様々なスタイルやテーマの拡張を行い、将来に渡ってユーザーカスタマイズの可能性を広げていきます。
以下機能を試すことをお勧めします。
MD アクションライブラリからドラッグアンド・ドロップするだけで、簡単に新しい動きをキャラクターに適用できます。さらに、トーク、ダンス、ソーシャルインタラクションなど、MD モーションを続々と追加します。