背景の編集

いったんアクターを作業エリアに戻して、背景マスクを編集すると、カスタム背景画像が適切に使用できるようになります。

自動モード

  1. ツールバーでマスク エディタ ボタンをクリックして、マスク エディタパネルにアクセスします。 デフォルトでは、CrazyTalk は、 自動モードでほとんどの必要な部分を自動で見積もってくれます。
  2. アクターブラシ ボタンを押すと、アクターの周りに大まかな輪郭を作るフレームが形成されます。 CrazyTalk は、その輪郭に応じてアクターの端部を見積もります。

    アクターブラシの使用

    作成されたアクターの輪郭

  3. プレビューボタンをクリックして、ズームイン (ショートカット: + またはShift + 「=」) ボタンを使用して、画像を拡大し、端部のマスク結果をチェックします。 結果が芳しくない場合、手動モードに移動ボタンをクリックして、細部に手を入れます。

手動モード

  1. 手動モードで、消しゴム ボタンを押し、ブラシサイズスライダーを左 (ショートカット: [ ) にドラッグして、消しゴムのサイズを小さくして、端部を調整します。
  2. プレビューボタンをクリックして、結果を再度チェックします。 ぎざぎざになった端部が見つかったら、ズームイン (ショートカット: + またはShift + 「=」) ボタンをクリックして、ぎざぎざのエリアを拡大します。 次に、ぼかし ボタンを押し、マスクの端部をペイントして、端部を滑らかにします。

    ぎざぎざの端部

    ぎざぎざの端部を取り除いたもの

    注記:
    代わりに、外部の画像エディタ (例えば、Photoshop) を使用できます。 そして、CrazyTalk に画像を読み込む前に、マスク編集用にアルファ チャネルを予め定義できます。 アルファ チャネルには、32ビットの BMP、TGA、または PNG フォーマットがなります。
  3. 完了したら OK ボタンをクリックし、作業エリアに戻ります。 次に、アクターに対して背景画像の追加ができます。